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第4話 関ヶ原への道

3月から4月にかけての兵糧売買(=米転がし) で再び金儲け。4月末の段階で、貯金も含めた所持金が232730貫に。

4月22日、広島に帰還。

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家康の送った使者は、景勝の家老・直江兼続の返書を携えていた。その書状には、豊臣秀吉死後に家康が行った越権行為の数々が皮肉たっぷりに列挙されていた。これを読んだ家康は「この年までこれほど無礼な書状は見たことがない」と漏らし、上杉景勝の叛心は動かし難しとして、上杉討伐に乗り出したのである。この書状が、関ヶ原合戦の引き金になったと世に名高い「直江状」である。

以前、行商人から買って放置していた品を鑑定したところ…

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5月1日、広島城での評定。

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安国寺恵瓊は長年毛利家の外交僧として活躍してきた人物である。その人物観察の能力には定評があり、豊臣政権下で独立した大名となった今も毛利家と密接な関係にある。

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Terumotos 毛利輝元

「安国寺殿、遠路はるばるご苦労であった。して、こたびは何用か?」

Ankokujis_2 安国寺恵瓊

「上杉謀叛の噂はご存知か?」

Terumotos 毛利輝元

「徳川殿が討伐を決意したとか…」

Ankokujis_2 安国寺恵瓊

「ほう、ご存知でありましたか。ご当家の運を開かれる時がまいりましたぞ」

Terumotos 毛利輝元

「当家の運を開く? 一体どういうことじゃ?」

Ankokujis_2 安国寺恵瓊

「実はこの一件、石田三成殿と直江兼続殿の書いた筋書きどおりに動いているのでございます」

Terumotos 毛利輝元

「何と! それはつまり…」

Ankokujis_2 安国寺恵瓊

「はい。石田殿は反徳川の兵を挙げるため、味方を募っておりまする。しかし、石田殿は横柄者との評判が高ければ総大将は務まりませぬ。そこで、五大老の次席であらせられる毛利殿に総大将になっていただきたいと申しております」

Terumotos 毛利輝元

「わしが総大将じゃと!? ううむ…」

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ゲームの上では、選択肢はこの二つ。「加勢」「中立」いずれを進言しても、輝元は唯々諾々と従う。史実どおり、毛利家を防長二ヶ国に減封させるには「加勢」を選択する必要があるが、それでは秀元が積極的に叛乱(徳川方から見れば)加担したことになり、具合が悪い。

史実のように、石田-安国寺ラインに乗せられ、秀元や家臣団の反対を押し切って(家臣たちへの相談すらなかったという説もあるが)大坂へ…という流れにしたいので、ここは都合のいいようにアレンジさせていただく。

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安国寺が退出したあと…

Hidemotos 毛利秀元

「父上、今一度考え直されたほうが…。父上は先般、家康殿と義兄弟の契りを交わしたばかり。『義』を軽んじるがごとき行動はいかがなものかと」

Terumotos 毛利輝元

「何を言う。『義』と言うなら、太閤亡きあとの家康の言動に豊臣家に対する『義』を見出すことができるか、考えてみるがよい」

Hidemotos 毛利秀元

「むろん家康殿の言動には批判もありましょう。もう一つ、それがしが申し上げたいのは祖父上の遺命のことです。『版図の保全のみを願い、天下を望むなかれ』」

Terumotos 毛利輝元

「このたびの挙兵は天下を望むものではない。目的は、家康の専横に対し実力をもってこれを正すという、この一点のみだ。それに、とかく評判のあるあの三成殿が辞を低くして当家を頼っておるのだ。『男子の本懐ここにあり』ではないか」

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Hidemotos 毛利秀元

(だめだ、こりゃ。完全にのぼせてしまっている)

大坂城に到着した毛利一行を待っていたかのように事件発生。

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Shinobis 忍者

「小早川秀秋さまが忠興さまのご内室に城に入っていただくよう交渉したところ、ご内室はきっぱりとこれを拒否。怒った小早川秀秋さまが力づくで邸内に押し入ったところ、ご内室は火を放ってご自害なされた由!」

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その愚か者と吉川広家が連れだって登場。

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Hiroies 吉川広家

「それがしは貴殿を止めにまいった。恵瓊めが貴殿を惑わしたのじゃ。元就公の戒めをお忘れか! 『版図の保全のみを願い、天下を望むなかれ』」

Hidemotos 毛利秀元

「それがしも同じことを申し上げたのじゃが…」

Hiroies 吉川広家

「三成の人望が薄いからといって、総大将に貴殿を据えるというのはいくらなんでも無理がござろう。謀主と総大将が別々でうまく指揮が取れましょうか? この企ては累卵の危うきに瀕しておりますぞ」

Terumotos 毛利輝元

「しかし、すでに事は動いてしまっておる。今となってはどうにもなるまい」

Hiroies 吉川広家

「では、せめて徳川殿と直接戦わぬよう立ち回ってくだされ。あとはそれがしがなんとかいたしまする」

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