« 第29回 名刀・陽炎 完成 | トップページ | 第31回 医は仁術 その2 »

第30回 医は仁術 その1

10月9日、堺の自宅にて。

Oka3615

Oka3616

Kosyou 小姓

「私は織田家の使いとして参りました。椿桜花さまの医術の腕を見込んで、お願いがございます。あなた様には大殿の典医をして入城していただきたく、存じ上げるものでございます」

Ouka 椿桜花

「信長殿がそのようなことを…」

Kosyou 小姓

「申し上げるまでもございませんが、報酬その他の条件も満足いただけるものを用意しております。いかがでございましょう。大殿の典医として、この国の行く先を支えてくださいませぬか」

Ouka 椿桜花

「そなたの仰せはごもっとも、またこれは私への最大の賛辞でもあり、感激に堪えません」

Kosyou 小姓

「…」

Ouka 椿桜花

「しかしながら、私の使命は、より多くの人々を診療するということにあると思っております。典医となり、城に籠ればそれは叶わぬこと……申し訳ありませんが、このお話は辞退させていただきます」

Kosyou 小姓

「私の職務といたしましては、あなた様に承諾していただくまでここを動くわけには参りませぬが、自身の心情としては安堵しております」

Ouka 椿桜花

「…」

Kosyou 小姓

「立場の違いはあれ、人の命の軽重を論じることはできない……あなた様が噂通りの方でいらっしゃったことが、とても嬉しいのでございます。大殿には、何か断念せざるを得ない理由を考えて申し上げておきます」

Ouka 椿桜花

「申し訳ございません。そなたには迷惑をかけます」

Kosyou 小姓

「よいのでございます。慣れておりますから」

Oka3638

Oka3639

さて、いよいよ“例の計画”の第一歩、ターゲットに設定した斯波家への接近を始めます。

11月2日、高水寺城にて。

Oka3640

11月13日、自宅にて。

Oka3646

Noumin_f 農民女

「うちの人が馬にはねられまして…もうすぐ運ばれて参ります」

Otoko 町人男

「奥さん、連れてきたよ!」

Oka3651

Kosyou 小姓

「ええい、邪魔である。そこをのけい!」

Oka3653

Kosyou 小姓

「おぬしらのことなどどうでもよい! おぬしらが殿の馬を驚かしたせいで、殿は馬から落ちとしまわれたのだぞ!」

Oka3658

Oka3659

Kuge 公家

「ほれ、こんなに血が出ておる! ひりひりと痛うてかなわん。早く何とかしてくだされ!」

Noumin_f 農民女

「たかがそんな傷。主人なんて喋ることすらできないんですよ!」

Ouka 椿桜花

「まあ、争いはおやめなさい」

Oka3664

Oka3665

Oka3668

Oka3669

Ouka 椿桜花

「肋骨が折れているようですが、命にかかわるような状態ではありません。痛めた箇所があまり動かないように固定しておきましょう。時間はかかりますが確実に治ります」

Noumin_f 農民女

「本当にありがとうございました」

一方、こちらの方は…

Kuge 公家

「先生、私の方も血は止まりましたし、痛みも引いたので帰るとします」

Ouka 椿桜花

「他に怪我はございませんね。傷口にはこの膏薬を塗って清潔にしておくとよろしいでしょう」

Oka3678

Oka3679

このお公家さん、悪い人じゃないようです。

12月9日。

Oka3684

Oka3685

Tabibito 旅人

「…」

Ouka 椿桜花

「どうしました? 用があるなら、もっと中までお入りなさい」

Tabibito 旅人

「…」

Oka3689

Ouka 椿桜花

「! 大丈夫ですか!? しっかりなさい!」

しばらくして意識を取り戻した旅人、身の上話を語り始めました。

Oka3693

Tabibito 旅人

「ですが、長年の放浪生活は私の体を蝕みつくしてしまったようです。このところ非常な衰えを感じておりました。今日はとりわけ体調が悪くて、どこをどう通ってこちらへ流れ着いたものか、それすら覚えがございません」

Ouka 椿桜花

「…」

Tabibito 旅人

「気が付くとあなたがいらしたのです。そしてまたすぐに意識を失ってしまいました。ここは診療所のようですな。してみると、あなたはお医者さまですか?」

Ouka 椿桜花

「そうですよ。そなたは意識を失いながらも、来るべきところへたどり着いたわけです。体力が回復するまで、ここで養生なさい。すぐ元気になりますよ」

Tabibito鳶吉

「ありがとうございます。しかし、自分の体のことは私が一番存じております。もう覚悟はできております。ただ…」

Ouka 椿桜花

「何です? 何か心残りでもあるのですか?」

Oka3708

Ouka 椿桜花

「蕎麦ですか…。今、家にはありませんね。何かの折りに見つけたら、買っておきましょう。それで良いですか?」

Tabibito鳶吉

「ええ、無論です。そのお言葉だけでもう十分です」

さっそく座に行って買ってきました。

Ouka 椿桜花

「鳶吉さん、蕎麦を手に入れてきましたよ」

Oka3720

Oka3721

で、蕎麦食ったあとに…

Oka3728

おまえさん、もしかして吾作二代目か。

面倒な用事はさっさと済ませましょう。駿府まで足を運んで買ってきました、鰯。

Oka3741

次(おそらく最後?)はカステラです。

人気ブログランキングへ にほんブログ村 ゲームブログ ゲーム攻略・裏技へ

|

« 第29回 名刀・陽炎 完成 | トップページ | 第31回 医は仁術 その2 »

剣豪商人・椿桜花【3】」カテゴリの記事

コメント

Σ( ̄ロ ̄lll)この旅人本当に吾作そっくりですなー

投稿: | 2011年8月14日 (日) 22時00分

すいません
名前書き忘れました

投稿: bhlb | 2011年8月14日 (日) 22時01分

顔の皮をべろ~んと剥いだら、下から現れたのは何と“吾作”っていうのも面白いかなと思ったんですが、画像(動画?)加工のテクニックに乏しいもので…coldsweats01

この旅人の鳶吉さんがこんな要求をするのも、一応理由らしきものはありまして、それは次回明らかになります。

投稿: GEN3 | 2011年8月14日 (日) 22時52分

次回は来週ですか?

投稿: bhlb | 2011年8月15日 (月) 22時31分

そうですね。今週の金曜日に掲載する予定です。よろしくお願いしますhappy01

ただ、あんまり大した理由じゃないんですよね。かなりこじつけめいているというか…

投稿: GEN3 | 2011年8月15日 (月) 23時25分

o(*^▽^*)o それは、楽しみですな

投稿: bhlb | 2011年8月17日 (水) 13時22分

医術は服部半蔵で始めて極めた覚えがありますな

それと吾作より鳶吉に最初に出会ったので私としては二代目鳶吉って感じですね

投稿: カラカラ草 | 2011年8月18日 (木) 19時41分

ゲームとはいえ、吾作のあのウザったさには辟易してしまいましたcatface 伊勢海老、寿司、備前焼、ビードロ…。鳶吉は3回ですが、吾作は4回ですからねぇ。

さんざん琴枝に貢いだあげく、最後にフラれるという展開にしても面白かったかなと思いますhappy01

投稿: GEN3 | 2011年8月18日 (木) 21時05分

そうですね…
一回評定に遅れて結構な勲功を減らされて…

斬るかどうか聞かれたときは一瞬斬ってやろうかと思いましたが、どうせ散々貢がされた挙句にポイとなるだろうし別にいいかなと。

うらやましくなんて…ないですよ…

投稿: カラカラ草 | 2011年8月19日 (金) 07時26分

評定に遅れたら、織田信長なんかにはボロカスに言われますからねぇbearing 明智光秀に共感してしまいます。

ところで、評定に遅れて勲功を減らされた時に、斬るかどうかの選択肢ってありましたっけ?

投稿: GEN3 | 2011年8月19日 (金) 10時00分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/1165016/41047122

この記事へのトラックバック一覧です: 第30回 医は仁術 その1:

« 第29回 名刀・陽炎 完成 | トップページ | 第31回 医は仁術 その2 »